小麦や卵、牛乳に蕎麦、落花生は5大アレルゲンと呼ばれていますが、離乳食が始まると心配になるのがアレルギーです。
どのような兆候が現れたらアレルギーを疑えばいいのか見てみましょう。
・蕁麻疹や体に異変が現れる
アレルギー反応は体の抗体の過剰反応ですから、アレルゲンが体に浸入すれば何らかの反応をすぐに示します。
たとえば蕁麻疹が現れる、湿疹が現れる、体中が痒くなる、のどが腫れるなどと言ったことです。
すぐに、と言っても30分や1時間程度たってから現れることもあります。
特に原因が思い当たらない場合は、原因を特定するために、直前に食べたものを記録し、何がアレルゲンかチェックしましょう。
分からない場合は早めに病院を受診し、その際は食事の記録と症状が現れた時間などを記録し持参してください。
・重症化することもある
アレルギー反応が重症化すると死に至る危険性もあります。
毎年のように給食で誤ってアレルギー食品を食べた子供が死亡するというニュースが流れています。
食品によっては体が過剰に反応するアレルゲンがありますので、親御さんがアレルギーを持っている場合は、お子さんにも注意が必要です。
特に初めて口にするものは小さじ1杯程度から始めて様子を見るなど注意深く観察しましょう。
少しでも蕁麻疹や呼吸困難、かゆみなどの症状が見られたときは病院を受診した方が無難です。
またある日突然アレルギーになることもありますので、離乳食で大丈夫だったから安心と言うことはありません。
子供の食物アレルギーは恐ろしい症状を引き起こすこともありますので、咳やくしゃみなどもチェックしてみてください。
Photo by Valentina Yachichurova
