最近子供たちに増えているのが6つのこ食です。
ニュースでも取り上げられることが多いこ食ですが、どのような問題点があるのでしょうか。
・6つのこ食とは
食育で問題視される6つのこ食は漢字から考えるとよくわかります。
それが孤食、個食、固食、小食、粉食、濃食です。
ニュースでよく取り上げられるのが一人で食事をする孤食ですが、キライなものを食べなくなるため栄養がかたよる、コミュニケーションが取れないと言われています。
数人で食卓を囲むものの、バラバラの食事内容である個食、毎日同じものを食べ生活習慣病の原因になると言われている固食もあります。
さらに食事の量が極端に少ない小食は成長に影響を及ぼすと言われています。
パンやパスタなどの粉物を多く食べ、カロリーオーバーになりやすい粉食は野菜不足になりやすいようです。
さらに濃い味の食事ばかり食べる濃食も問題となっています。
・こ食をなくすために
こ食を少しでも減らそうと、こども食堂を開設するなど、地域一丸となって取り組んでいるケースもあります。
大勢で同じものを食べる、おしゃべりをしながら食べるということは協調性を身に着けることにつながります。
また栄養バランスを考えた食事、毎日違うものを食べるということは、体の成長を促し、病気予防にもなるのです。
家庭でもできるこ食対策を考え、家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。
こ食は現在問題視されており、将来的な肥満や栄養失調、生活習慣病などが懸念されます。
少しでも問題解決できるよう、できる所から取り組んでみませんか。
Photo by Eric Lewis