かわいい子供が将来困らないようにしたい。
親ならだれもが考えることです。
そこで、早い内から知育教育を行う親も多くなってきています。
しかし、子供を想うあまりやりすぎてしまい、子供に負担がかかっていることも少なくありません。
・子供へのストレス
子供は常に親を喜ばせようと頑張っています。
親にとっては言うことを聞かないと思える子供であっても、子供は子供なりに何とかして親を喜ばせたいと考えているのです。
そのため、親が進めるものは何でも受け入れようとします。
しかし、やりすぎ知育は、子供がまだ何にも興味や関心を示さないうちから始めてしまったり、何か所も習い事をさせる状態です。
この状態が続くと子供は小屋の期待に応えようとして、ストレスを抱え込んでしまいます。
子供は自分のストレスをうまく解消させることができないため、精神的にキレやすくなったり、ふさぎ込んでしまう、自傷行為、学力の低下などの問題が起きます。
・自立性が身につかない
早い段階から知育をやりすぎてしまった結果、子供は親の期待に応えるのが精いっぱいの状態になり、自分で何かを考える力が低下してしまいます。
その為、自分自身で何か興味や関心のあるものを見つけ出し、それに向かっていこうとする力が養われません。
知育にこだわるあまり、周囲とのコミュニケーションにも制限をかけることが多く、社会に出てから人間関係を形成することが困難な状態になってしまう可能性があります。
知育教育は子供の情緒や言語形成、知能の発達に非常に大切です。
しかし、やりすぎることで親は周囲が見えなくなるばかりでなく、子供にも大きな悪影響を与えることがあります。
やりすぎに気を付け、時にはしっかり事もと触れ合うことも大切にしてください。
Photo by Peter Lindberg