こどもの日とも言われる端午の節句は、こどもの健やかな成長を願う日でもあります。
こどもが喜ぶイベントを計画してあげたいですが、しょうぶ湯やこいのぼりなど定番のイベントはやはりしっかりと受け継いでいきたいですね。
・端午の節句!こどもの日にはこいのぼりを飾ろう!
5日5日の端午の節句は、日本ではこどもの日として祝日になっていますね。
もともと中国の厄払いの行事として日本に伝わってきたのが端午の節句です。
江戸時代には将軍に男の子が誕生するとのぼりを立ててお祝いをしていたそうで、それが徐々に庶民にも広まっていきます。
次第に意味合いも少しずつ異なっていき、子供が元気に成長して欲しいという願いや厄除けの意味も込め、出世魚である鯉をのぼりに描き、端午の節句に掲げられるようになったそうです。
こどもの日には欠かせないこいのぼりですが、ひと昔前はとても大きなもので庭がないと飾れないものでした。
最近では、コンパクトサイズのマンションでも立てられるこいのぼりがあるので用意してあげたいですね。
・しょうぶ湯に入って邪気を払おう!
端午の節句にはしょうぶ湯に入る習慣もあります。
中国では古くから菖蒲が厄除けに利用されてきたようで、日本でも端午の節句には無病息災を祈り、菖蒲やよもぎを軒下につるしたり菖蒲酒を飲む習慣が広まったそうです。
しょうぶ湯には血行促進や腰痛、リラックス効果などがあり、実際に健康にも役立ちます。
端午の節句には、こいのぼりをかかげ美味しい料理を食べて、しょうぶ湯に入って邪気払いをしましょう。
小さい時から端午の節句の由来やこいのぼりの由来を分かりやすく教えてあげるといいですね。
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