節分にまく豆は年齢分食べるといいといわれていますが、それでも残ってしまうことも多く、食べ飽きてしまいます。
では豆を上手に料理して食べる方法はないか、というと誰でも食べられるおいしいレシピがあるのでご紹介しましょう。
●節分汁
普段の豚汁に大豆を入れてしまうという料理ですが、豆の分量は4人分に対して1カップ、大体130g程度ですから十分消費することができるでしょう。
ニンジンやゴボウ、大根にネギと野菜もたっぷり入れられるので健康的にもいいですし、豚肉にはビタミンB1が含まれていますから風邪予防にも最適です。
さらにレンコンやジャガイモなど根菜類をたっぷり入れれば体も温まりますから寒い冬にピッタリの料理になるでしょう。
豚汁にはネギも含め風邪予防、初期の風邪の改善にピッタリの要素が詰まっているのです。
後は家庭の味で仕上げて、家族みんなで豆まきの豆を食べてはいかがでしょうか。
●きんぴらごぼう
きんぴらごぼうと言うとゴボウのささがきとニンジンの千切りを炒めてみりんと醤油で味付けをし、鷹の爪でピリ辛に仕上げた料理ですが、家庭によって入れる材料は異なります。
そこに節分で使った豆を1握り分入れてみると食感が変わっておいしくいただけます。
レンコンやこんにゃくなど、いつも家庭で作るきんぴらごぼうを作る過程で、味付けをするときに同時に豆を入れて水分がなくなるまで煮るだけです。
特に小さいお子さんはのどに豆を詰まらせやすいので、軟らかく煮てあげると食べやすいでしょう。
Photo by Tony Alter