落ち着きが無いのは元気で活発な証拠とも言えますが、その落ち着きの無さはそういった一般的なことでしょうか。
まずは客観的によく注意して見守って、その子なりのストレスが無いかを感じ取ってあげるのが大切です。
・どうして落ち着きが無いのか推測する
一言で落ち着きが無いと言っても、外で元気に遊びまわりたいだけなのか、何かトラブルを抱えてストレスを感じているのかを判断してあげましょう。
子供は大人のように上手にストレスを解消できないので、落ち着きの無さになって現れる場合もあります。
構ってもらえないことがストレスになって出ていることもあるので、忙しくてスキンシップを忘れていたら積極的に抱きしめたり話を聞いたりしてあげましょう。
・ADやHDが心配であれば相談する
一般的な落ち着きの無さは、小学校に上がる頃か遅くとも小学校2年生くらいまでには解消されていきます。
不注意や多動性、衝動性などが表れて他の子とのトラブルが絶えないという場合には、専門知識のある人や機関に相談しましょう。
健診で保健師や医師に個別に相談したり保育園や幼稚園、小学校などで相談することもできます。
また地域には発達障害支援センターのようなものが必ずあるので、一度相談してみるという方法もあります。
親が気づかなくても、子供を専門に見ている保育所や幼稚園などで気がついて園から指摘される場合もあります。
元気が有り余っているだけなら良いのですが、落ち着きのない子もその子なりにどうしようもなさを感じて困っている場合もあります。
じっとしていなさいと言ったところで根本的な改善をしていかないと、簡単には治らないケースもありますから抱え込まずに相談してみるのがおすすめです。
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