知恵がついてくると、どうすれば自分の思いをかなえることができるか悪知恵を付ける子供もいます。
そんな子供によく見られる悪知恵をいくつか見てみましょう。
・お願いするときは丁寧語
以前同じことをお願いしてママに断られたことがある、という経験を持つ子供は多いです。
例えばご飯前のおやつ、自分で着替えるのが面倒だからママにやってもらいたい、などという場合です。
そこで子供はどうすればママが言うことを聞いてくれるか考え、お願いするときだけやけに丁寧な言葉で話すことがあります。
やってもらえますか、ください、など普段は使わないであろう言葉を自由自在に操るのです。
その様子を見て驚くママも多く、丁寧にお願いされ思わずはいと答えてしまうママもいるようです。
・ほかの人を使う
お願いしてもママは自分でできることは自分でやるように言う、できるだけ歩けと言う、などという場合、ママではなくほかの人にお願いすることがあります。
たとえばスーパーなどで高いところにあるお菓子を買ってほしいけれど、ママは家におやつがあるから買ってはいけないと言ったとします。
しかし子供はおやつがほしいので、自分で取ることができないと判断すると、近くにいる人に取ってくれるようにお願いするのです。
ほかにもお菓子やおもちゃのパッケージを家まで我慢できずに、通りすがりの人に開けてもらうという行動も見られます。
子供は大人が想像つかないような悪知恵をどんどん身に着けていきます。
どうすれば止めてくれるのかと悩むママもいますが、一時的な悪知恵の場合もありますので、見守ってみてはいかがでしょうか。
Photo by Jay