幼児期に運動能力を高めておくと、学童期に入ってスポーツをしたりするときに大きく役立ちます。
運動能力を鍛えるためには、体幹を鍛える必要があります。
体幹を鍛えることで、将来どんなことでもできる体や心を作るための基礎体力やバランス感覚が身につくのです。
・でこぼこ道でのトレーニング
散歩に出かけたら、歩きやすい道を歩かせるのではなく、でこぼこしていているような道を積極的に歩かせます。
でこぼこしたところを歩くためには、バランスをとる必要があります。
特に子供の場合はしっかりバランスをとる必要があるため、体感トレーニングには最適です。
また、でこぼこしたところでジャンプしたり、トランポリンで遊べる場所があったらトランポリンでジャンプしてみましょう。
トランポリンはちょっとしたコツで、自分が思っているよりも高く飛ぶことができます。
バランス感覚や集中力、全身の筋力アップにもつなげることができます。
・ジャンプの練習
トランポリンでジャンプする感覚がつかめたとしても、小さい頃はまだ、動かない大地からジャンプするのは難しいことです。
また、トランポリンだってあちらこちらに設置されているわけではありません。
そこで活用したいのがバランスボールです。
大人が脚でバランスボールを固定し、手で子供をしっかりと支えて好きなようにジャンプしてもらいます。
大人がしっかりボールを固定しないと子供は大けがをしてしまうので、バランスボールで遊ぶときには必ず大人が見守ってください。
また、昔から続いているケンケンパも子供のジャンプの練習としては効果的です。
子供の運動能力がある程度決まってしまう3歳ごろまでの間に、不安定な場所で歩いたり走ったり、ジャンプの練習をすることで体幹を鍛えます。
体幹を鍛え、バランス能力や集中力を養うことで脳も鍛えることができます。
Photo by Tony Alter