離乳食が始まってしばらくすると、ストローマグやコップの練習はいつしようかと考えることがあります。
児童館や公園で、月齢の近そうな子が、マグで上手にお茶を飲んでいる姿を見ると、もう始めた方がいいのかしらと迷います。
そもそも練習した方がいいのでしょうか?
●ストローマグで飲めるメリット
・哺乳瓶ギライの子もおっぱい以外で水分補給できる
母乳オンリーで育ち、哺乳瓶を受け付けない赤ちゃんは、水分補給は母乳のみとなってしまいます。ママに何かあった時や、暑い時期の外出時など、ストローで飲めるようになっておくと何かと安心です。
保育園に入る予定で、哺乳瓶を嫌がるようなら、念のため、哺乳瓶とマグを両方試してみるといいでしょう。
・外出がラクになる
ミルクの場合は、哺乳瓶やミルクやお湯など、かさばる重い荷物がバッグを占領。お出かけ前の準備が大変だし、外出先で調乳するのも大変。
でも、マグで飲めるようになれば、中に飲み物をいれて持ち歩き、飲みたい時に出すだけ。途中まで飲んだら、ふたをして
・倒してもこぼれない!
最近のマグは良くできていて、容器を倒しても中の飲み物が漏れにくくなっています。
お皿やコップを、振り回したり倒したりするつかまり立ちベビーも安心です。
●ストローマグの練習は?
だいたい5~9か月くらいから練習を始めることが多いようです。
実際に上手に使えるようになるのは、1歳前後。
いきなりマグで練習してもいいのですが、最初に「ストローを吸う」ことに慣れておくとスムーズ。
「コップでマグ」というストロー練習用の製品は、コップに密閉できるふたがついていて、ふたを押すと液体が少し飛び出すので、赤ちゃんが吸わなくても、ここから飲み物が出てくることに気づかせてあげられます。
道具がなくても、紙パックに入ったストロー付きのお茶は、紙パックの中央を指で押すと、ぴゅっと飲み物が飛び出すので、同じようにストローの練習に使えます。
●最初はお風呂で
吸ったら液体が出てきてビックリ!
驚いて口を開けて、飲み物をべーっとこぼしてしまう子も少なくないようです。
また、おもしろくなって、吸っては、ベーを繰り返す子もいます。
お風呂で練習しておくと、こぼされても気になりません。
1歳前にはコップの練習を始める人も多いのですが、最初はこぼすので、やはりお風呂場で飲む練習をさせる親御さんもいるようです。
Photo by Abigail Batchelder