じっとしていることが少なく、いくらゆっくり言い聞かせても言うことを聞いてくれない。
すぐカッとなったり、相手が傷つくような言葉を平気で言う。
など、育てていて育てにくいと感じる子供がいます。
そういう時は気軽に療育相談を受けてみましょう。
・育てにくいのは育て方のせいではないことも
子供が落ち着きなく、公園などでたびたびお友達を泣かせてしまうなど、育てにくいのが周囲にまで影響を及ぼすことがあります。
周囲にまで影響が出るようになると、親や周囲は育て方が悪いんだと責めてしまいます。
親にとっては自分たちの育て方が悪いからだと悩み始めると、子供に対して笑顔で接することができなくなってしまう人もいます。
そういった状態は親にとっても、子供の情緒にも良くありません。
育て方を変えてもなかなか育てにくさが変わらない場合は療育相談を受けてみましょう。
・発達障害がある場合にはそれに応じた教育法がある
障害という言葉が怖くて、自分の子が育てにくい子であるにも関わらず、療育相談を受けるのを拒む親もいます。
育てにくい子の中には、常に落ち着きがない注意欠陥多動性症候群(ADHD)や人の心の中を読み取ることが難しいアスペルガー症候群、自閉症などの発達障害を持つ場合があります。
こういった場合は親の育て方が悪いわけではなく、脳の昨日に問題がある場合もあります。
自分たちの育て方が悪いのだと、注意ばかりしていたら、親も疲れてしまいますし、子供も引きこもりやうつなど二次的な障害を引き起こすこともあります。
発達障害がある場合には、その障害に応じた育て方があるのです。
うちの子育てにくいと感じたら、一人で悩まずまずは療育相談を受けてみましょう。
療育相談を受けて、何も問題がなければ育て方を変えれば良いのです。
万が一発達障害を言い渡されたとしても、正しい療育を行うことで、みんなと同じ生活を送っていくことができます。
パパやママが悩んでいる姿は子供にとってつらいものです。
しっかり相談して笑顔で接すれば、子供も笑顔になります。
Photo by Stephanie Ezcurra