子どもにはイヤイヤ期が誰にでも来る。
イヤイヤ期の子供の気持ちを汲み取って、冷静に対処してイヤイヤ期を乗り切ろうなどとよく言いますが、実際イヤイヤ期の子供は手ごわくて、冷静に対処しても乗り切れないことも多いのです。
・暴れる
イヤイヤ期の子供は自分でいろいろなことができるようになって、やって見たい年頃です。
特に女の子などは精神的な成長も早いため、何でもやって見ようとして、忙しいままをイライラさせます。
冷静に子供の気持ちを受け止めようとして、深呼吸し、子供にできるところまでやらせようとすれば、今度はできないとわかったときに暴れだしてしまうこともあります。
子どもとは言え、イヤイヤ期位の子はすでに脚力などもあるため、暴れるとなかなか痛いものです。
眼鏡を飛ばされてしまうなど危ないことが起きることも多いのです。
・叫ぶ
暴れるのは肉体的なものなので、よほど重症にならなければ時間がたてば痛みも消えていきます。
しかし、もっとイヤイヤ期のままにとってつらいのが、子供の絶叫です。
イヤイヤ期の子供は、自分の思い通りにならないことが起きると、すぐに叫びます。
何度も繰り返し大声を出されて、周囲の人たちに虐待の疑いをかけられ、児童相談所や警察に通報されたという人もいます。
こうなるといくら冷静になろうと思っても、ママも心にも傷がついてしまいます。
イヤイヤ期は冷静に対処してもなかなか乗り切るのは簡単なことではありません。
時には蹴られたり、叫ばれたりして、心や体に傷を負いながらも、子供のかわいらしい寝顔などに癒されつつ乗り越えましょう。
そのあとも何度も反抗期はやってきます。
最初の反抗期でしっかり反抗に対する接し方の基本をマスターしておけば、これから来る反抗期も乗り越えられるはずです。
Photo by Brooke Raymond