出産後に見られる精神的な不安定さをマタニティブルーと呼び、10〜2週間ほど見られます。
そんなマタニティブルーあるあるを見てみましょう。
・赤ちゃんの成長が不安
赤ちゃんはすくすくと育っていますが、特に母乳で育てているママは、赤ちゃんがどのくらい飲んでくれたか分かりませんから、育っているのか不安になります。
健診もまだまだ先、という場合は特に不安になりますし、新生児のうちは寝返りをするわけでもないので不安は大きくなるでしょう。
ママの体も回復しきっていないので、余計に不安が大きくなるという方が多く、睡眠が思うように取れないということも関係しているようです。
不安な場合は出産した産院に電話をしてみる、自治体の子育て相談ができる部署に電話をしてみるといいでしょう。
・何もやる気が起こらない
赤ちゃんのお世話だけで精いっぱいで、家のことや自分のことに対しやる気が起こりません。
気が付けば家の中はぐちゃぐちゃ、洗濯物は溜まっている、洗いものも山のようになっている、ということもあります。
そんな状態を見て、さらにやる気が喪失し、何も手付かずで気が付いたら1日が経っていた、ということもあるようです。
夫が帰ってきたときに家の様子や自分の様子を見て驚かれる、ということも見られます。
こればかりは精神状態が回復するのを待つしかありませんから、赤ちゃんと一緒に寝るなどして様子を見ましょう。
マタニティブルーは産後のママが高い確率で起こると言われており、ひどければ産後うつになることもあります。
周囲の協力が必要不可欠ですから、出産前から家族と一緒に勉強しておくのもいいでしょう。
Photo by Oleg Sidorenko