ここ数年も代となっているのが、毒親と呼ばれる存在です。
ネグレクトや過干渉などで子供に影響を与える親のことを言いますが、そんな自分の育った環境から子育てに自信を持てないママが増えているようです。
・子育てに対する不安が強い
毒親になりやすい人の特徴として、子育てに対する不安が強いということがあります。
自分は子供を立派な大人に成長させることができるだろうか、自分がもっとかかわってあげなければ子供はダメな人間になるのではないか、と不安になるのです。
自身も親からあれこれ手を出されて育っているので、自分の子供にもそうすることが当たり前と感じてしまう傾向にあります。
しかし本当にそれが正しいのか、放置と過干渉の境界線が引けなくなってしまうようです。
・親にコントロールされて育った
自分の子供時代を振り返ったとき、親からのコントロールを受けて育ったママは、自分も子供をコントロールしようとするのではないかと思ってしまいます。
子供が何かやりたいと言っても、自身の意に沿わないことであれば決してさせようとしないのです。
本来であれば、したいことをして、できたときの喜びに成長を覚えるのですが、子供が自分の思うとおりに行動してくれたことに喜びを感じてしまうのです。
自身の人生への不満や不安を抱えている人ほどこの傾向が強いと言われています。
親からの干渉あるいは放置という環境で育ってきたママは、自分も子供に同じことをしてしまう、虐待してしまうという不安を抱えていることが多いです。
しかしその状態に気づいている親御さんの方が、子供には愛情をもって接していくという意思を持つことができると言います。
photo by Jakob Renpening