今は毒親=毒になる親という言葉もあり、子どもに悪影響を与える親は世間一般でも批判の対象となっていますが、そんな言葉ができるよりもずっと以前から、毒親に育てられていたという人もいます。
子どもは親の影響を受け、それが家庭内で当たり前となる傾向があります。
毒親に育てられていてもそれを自覚できずに、同じようにわが子に対し毒となるような育て方をしてしまうケースもあります。
●毒親に育てられたママの特徴
まず自分の育った環境を思い出してみましょう。
多少口が悪い人はいますが、親が子どもを叱った後にハグをして愛情を子どもに伝えていれば問題ありません。
叱られた記憶は意外と残っているものですが、それが思い出したくもない不愉快な記憶なら毒親だった可能性も否定できません。
子どもは親の行動を見て育ちますから、無意識に同じ事を自分の子どもにしてしまう事があります。
女の子の場合は思春期になれば体にも変化が起こります。
胸が膨らんできたのにブラジャーを買ってもらえなかった、生理になったのにナプキンも買ってもらえず、使い方も教えてもらえなかったという場合、毒親だった可能性は高く、親が家に居るのに全く料理を作らず母の味を知らずに育った、母親が夜になるとどこかに遊びに行ってしまい夜は子どもだけで過ごしたという場合も、毒親に育てられた可能性があります。
●毒親にならないためには?
毒親に育てられた人でも、自分の記憶を不快に思い、子どもには同じ事を繰り返したくないと強く思う人もいます。
毒親に育てられたからといって全ての人が同じように毒親になるとは限りませんが、反面教師にするのもいい方法です。
自分が親にやってもらいたかった事を子どもにしてあげる事ができれば、きっと毒親にはならないでしょう。
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