兄弟の有無や、兄弟関係によって気質というものに違いがあるというのは昔から言われていることですが、実際のところ本当に「末っ子」気質というのはあるのでしょうか。
複数の兄弟がいる末っ子は、要領がよくて甘え上手、依存心が強いなど兄や姉を見て育つために、早い時期から自分の立ち位置みたいなものを習得しているため家族の中でもとても可愛がられる存在となることが多いです。
家族に愛されて育っているので自分のことが好きと正直に思えるのはとても良いですね。
ただし、好き嫌いが多いので感情のまま人と接すると人に嫌われてしまうので相手の気持ちを思いやる想像力を育てたいですね。
末っ子気質は、負けず嫌いな部分を持っているので、その部分を上手に刺激していくとスポーツや習い事などで本領を発揮するかもしれません。
ただし好き嫌いがはっきりしているのでスポーツなどを行う場合は、嫌いにならないように支えることも必要かも。
好きなことには熱中するというタイプなので夢中になることができることと、困難にぶつかった時の対応さえ間違えなければたくましく成長していくと思います。
末っ子気質の子供の失敗しない子育て方法は、のびのびと育ててあげることではないでしょうか。
自分が好きで人に甘えることのできる末っ子は、他の兄弟には真似することのできない独特な気質を持っています。
その部分を尊重しつつ、人の気持ちのわかる子に育てば、社会で揉まれても上手に甘えながら生きていくことができると思います。
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