子供が言葉を覚えるのは、ほとんどが親との日常会話によるものです。
耳から入る情報はダイレクトに子供にも伝わりますし、文字が読めなくても、耳から入った音を聞き分け言葉を発するようになります。
まだ小さい子供が、ほとんど言葉を話せないのに、パパやママという言葉を言えるようになるのも、耳から入る情報といつも見ている顔を見分けることで、パパとママだと理解しているんですね。
なので、子どもの前では出来るだけ汚い言葉は使わないよう注意してくださいね。
子供と接する時は気をつけていても、子供の前で誰かと電話で話している時につい出てしまう汚い言葉にも注意してください。
こういう時も子供は親の言葉を聞いていますので、汚い言葉を覚えてしまいます。
親は冗談で言った事でも、子供は冗談を理解できないので、思わぬところで汚い言葉を発する事もあります。
もしもパパとママが汚い言葉や乱暴な言葉をつかっていれば、子供はそのまま言葉を真似るようになります。そうなると、他の場所でよそ行きの顔をしていても子供の言葉や言動で普段の状態がすぐにバレてしまうかも。
子供が大きくなれば、友達同士でいろいろな言葉を覚えていきますし、面白がってわざと汚い言葉を使うようになりますが、子供のうちは出来るだけ正しい日本語を教えてあげてくださいね。
Photo by Bigstock