子どもはまずは健康であることが一番ですが、やっぱり学力も気になるところです。
性格や能力、学力というのはほとんど遺伝と関係ありません。幼児時代の遊びや経験はもちろん、自分で見たり聞いたりすることで、頭の良い子に育つかどうかが決まるので、どのような環境で育てていけばいいか悩んでいるママも多いと思います。
一般的なイメージだと、幼児用の学習教材を揃えたり、幼児教室に通わせたりすることで、頭の良い子に育つと思われがちです。
ですが、いくら学習教材があってもそれを使わなければ意味がありません。
また、幼児というのは成長の個人差が大きいため、月齢や年齢できっちりと学習プログラムが決まっている幼児教室では、進度がその子の学力に合っていないこともあります。
でも、小さいうちの学びの環境は、親が関わることで作り上げられるものです。
たとえば、毎日子どもと散歩をしていると、子どもはいろいろなことを聞いてきます。
「この花はなあに?」「ありさんは何をしているの?」というように、自分が疑問に思うこと不思議なことを質問するようになります。
これは、子どもの無意識の学習意欲なので、ここでママがきちんと答えたり、分からないことは帰ってから一緒に本で調べたりしてあげると、疑問を持ったら調べる=学ぶということを覚えます。
ですので、小さい子どもの疑問は適当にあしらわず、一緒に調べてみましょう。また疑問を持てるようにいろいろなところに連れて行ったり経験させることも大事ですね。
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