子どもが何かに夢中になっていたり、今まで遊んでいたものから次の遊びへと移動してしまったら、お片付けなどはそっちのけで新しい遊びに夢中になってしまうものですよね。
興味関心が別の方向へと向かってしまってからのお片付けは、そう簡単にはいかないのですが、こんな時、子どもにお片付けをしてもらう魔法のことばがあったら知りたいと思いませんか?
実践してみて欲しいのは、片付けられずに放置されたおもちゃさんになりきってみる方法です。
「おもちゃさんをおうちに帰してあげないと泣いているよ」とか、「怒っているよ」という風な声かけをしたり、「もう一緒に遊んでくれないっておもちゃさんが悲しんでいるよ」という風に、ママがなりきってみてください。
おもちゃの気持ちという視点で子どもに訴えかけてみると、少し色々なことを理解できるようになってきた子どもであれば効果ありでしょう。
それでもお片付けができなかった時には、子どもが眠ってしまった後にお片付けできなかったおもちゃを一旦、子どもの見つからないところに隠してみてください。その上で「おもちゃさんがお片付けをしてくれないからもう遊びたくないって言っていなくなっちゃった、悲しいね」という風に言葉をかけて、その反応をみてください。
ある程度大きくなるまでは、おもちゃさんの気持ちになってお片付けができるようになると思います。
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