もしも、子どもが大きくなってもおもらしをしていると、幼稚園や保育園、学校にあがったときに、からかわれて嫌な思いをしてしまうのではないかと心配になってしまいます。
あまりにもおもらしの時期が長かったり、頻度が多い場合は、膀胱の機能や尿道、骨盤、背中などの神経に何らかの問題がある可能性もあります。一度、専門医の診断を受けてみると良いかもしれません。
ただ、ほとんどの場合は、おしっこを我慢しすぎて我慢しきれずにもらしてしまったり、遊びに夢中になっていることでおこることが多いようです。
この場合、できるだけ水分はとらないようにした方が良いと思うかもしれませんが、それはむしろ逆効果です。通常よりも多めに水分を摂る習慣をつけて、おしっこがしたくなる時期や頻度を一定にしてみてください。
1日の回数にして昼間の起きている時間に6回以上は行けるような習慣つくりをしてみると良いと思います。
おしっこの頻度は、その子の膀胱の大きさなどによって様々なので、その子なりのペースでトイレに行けるように働きかけると、おもらしの回数も徐々に減っていくと思います。
大きくなってもおもらしをしてしまう我が子に、どうしてなんだろうとイライラしてしまうかもしれませんが、子どもも好きでおもらししている訳ではないので、叱るようなことはせずに、できる限りの対策をたてて実践してみてくださいね。
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