子供が小学校に入ると、ママは今まで以上に仕事や近所の方、ママ同士のお付き合いなどで忙しくなります。
そのため、ちょっとした外出であれば、子供に留守を任せて家を空けるということもあるでしょう。
小学生になれば、ある程度親の言うことを理解するようになりますから、短時間であれば留守番をさせるのは自立への第一歩ともなるので悪いことではありません。
ですが、いくらものごとの善し悪しが理解できても、子供は子供です。一人で留守番をさせるのは、やっぱり不安ですよね。
学童期の子供でも留守番をしていて、実際にトラブルに巻き込まれることもあるので、事前にトラブルを知っておいて回避出来る環境を作っておくことが大事です。
まず一番気をつけたいのは、来客への対応です。
これは大人でも犯罪に巻き込まれることが多いので、来客の時の対応の仕方はしっかり決めておきましょう。
一番良くないのは、「宅配業者や近所の人なら出ていいけど、知らない人は出ない」という、相手を見て判断させる方法です。
低学年の子供には、状況に応じて対応させるのはとても難しいことです。
宅配便でも回覧板でも、留守であればまた来てくれるので、犯罪から子供を守るためには来客対応はいっさいさせないようにしましょう。
もう1つ、家の中にある危険が「火」です。
最近は、ライターなどは子供が簡単に使えないようになっていますし、IH調理器など火を使わないコンロも普及していますが、そうでない場合は、やけどや火事などのトラブルが起きるリスクがあります。
火の元には注意しすぎるぐらい注意しましょう。
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