男性は子育てのことがよく分かりませんし、女性のように育児本や育児サイトで学ぶことも少ないので、ママが言ったことをそのまま実践することが多いようです。
育児に関する考え方は女性も男性も違いますし、人それぞれにも違うものなので、長い間すれ違ってしまうと大きな溝が出来てしまいます。
一度溝が出来るとなかなか埋まらないので、子育てもスムーズに出来なくなってしまうかもしれません。
そうなる前に、子育ての知識ばかり詰め込まないで、パパの本音も聞いてみましょう。
ママからするとパパの育児参加は当たり前なので、自分が持っている知識を活かしていろいろ押し付けてしまうこともあるでしょう。
ですが、根本的に育児に対して積極性がないと、次第にパパにもストレスが溜まっていきます。
普段は「はいはい」という事を聞いてくれていても、だんだん対応がいい加減になってきて、子供にテレビを見せて自分はスマホをいじっているなんて状態になることも少なくありません。
子供のことは大好きでも、パパなりに育児に関する思いがあるものなので、意志の疎通をしておくことも重要なのです。
ただ、いきなり「育児が嫌いなの?」と聞いても、「そうだよ」なんてパパはいませんし、育児に積極的じゃないからといって嫌いということもないのです。
本音を聞き出すには、まずは自分の考えを伝えてみましょう。
「私はこう思っているんだけど、あなたはどう?」というように聞けば、パパも本音を言いやすくなります。
大事なのは、「パパの考え方を教えて欲しい」という気持ちなので、穏やかに否定せずに聞き役に回って、お互いの考えをすり合わせ出来るように話し合ってみるといいですね。
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