世の中少子化が進んでいるといっても、兄弟が多い家庭もまだまだ多いですよね。
兄弟が多ければ自然と、長子、中間子、末っ子というものが別れてきて、性格もそれぞれ違ってきます。
見ただけで、付き合っただけで末っ子と分かってしまうのが、末っ子気質と言われていますが、末っ子気質とは実際にどんなものなのでしょうか。
末っ子に共通することとしてあげられるのは、甘えん坊、世渡り上手ということです。
末っ子は大きな大人、お兄ちゃんお姉ちゃんに囲まれて大事に育てられている分、甘えん坊になる気質があります。
そのため周りからも守ってあげなければならない、というように捕らえられ、いつまで経っても大人扱いされないということがあるようです。
また年上に囲まれていますので世渡り上手というのも末っ子の特徴です。
ここにいれば安全、ということが本能的に分かっているため、人に取り入るのが上手だったり、身の安全を確保できるポジションに身を置いたりするため、リスクを回避する傾向にあります。
そのため保守的、保身的、冒険心にかける部分があるということもあるようです。
また依存心が強い傾向にあるため、人にやってもらうことが当たり前になっているのも末っ子です。
さらに生意気に捕らえられることも多く、一部の年上や同い年の子から反感を買うこともあります。
負けず嫌いで反抗心が強い大人になりやすいという面もあり、末っ子がその気質を持ったまま大人になることは、自分を失うことになりかねません。
ですから親御さんが末っ子気質のいいところを伸ばし、悪いところを改善できるよう導いてあげてくださいね。
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