幼稚園に行くようになると、子供は、沢山のお友達との関わりの中で成長していきます。
いつも仲良くできていれば良いのですが、子供にはケンカがつきものです。
ケンカの内容によっては親として正しい対応をすることが大切です。
特に親が見ていないところでのけんか、例えば幼稚園などでおこった場合は、けんかの内容や程度によっては幼稚園の先生の方から連絡が来ることもあると思います。
どちらにしてもけんかをしてきてしまった時には、まずは子供の話をちゃんと聞いてあげることが大切です。
泣いていてよくわからなかったり、上手に説明することができなかったとしても、子供なりの言葉でどんなことがあって、どんな気持ちだったのかを聞くようにしましょう。
子供は基本的には、相手のことを悪くいってしまいがちな傾向にあるのですが、それでもちゃんと話を聞いて親としての意見を子供に伝え、どうすればよかったのかということを子供の気持ち、お友達の気持ちを考えながら一緒に考えるようにすると良いと思います。
子供の話と先生からの話を聞いてあきらかに我が子が悪かったということがわかった場合には、状況によっては相手の親と話をして謝ることも必要な場合があるので、対応に迷ってしまったら幼稚園の先生にも相談するようにしてみましょう。
子供同士のけんかは、できれば避けて通りたいものですが、けんかを通して自分の気持ちを伝えること、けんかのいきさつを説明すること、そして何よりもそれぞれの気持ちを考えて思いやる気持ちを育てることができるものだと思います。
幼稚園でけんかをしてきた時には、成長するチャンスなんだと思って対応するようにすると親としては嫌なこととは思わなくなり気持ちが楽になるのではないでしょうか。
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