育ち盛りの子供はとにかくたくさん食べますが、ほとんどの子供は大人のようには太りません。そのぶん動いているからです。
しかし食べさせる内容によっては、子供の肥満につながる可能性もあるので注意しましょう。
太るのは体質なども多少関係していますが、ほとんどは生活習慣によるものです。子供の場合は、親が防ぐことができるはずです。
たとえば、食事をしっかり食べて、さらに間食が多い、となるといくら元気に動く子供でも太ってしまいます。親が間食の習慣があると子供にはマイナスとなるので、だらだらとした間食はさせず、3時のおやつだけにしたいですね。
野菜嫌いの子供は肉ばかり食べる傾向がありますが、こうした偏食も太る原因になります。
ファストフードやインスタントラーメン、コンビニ弁当、出前なども、栄養バランスが偏ってしまいます。
ママの手作りであっても、毎日唐揚げやトンカツなど揚げ物ばかりでは偏ってしまいますので、工夫して野菜も食べさせたいですね。
お肉も野菜もたっぷり食べられる鍋はおすすめで、家族みんなでお鍋を囲めば自然と会話も弾みますし、野菜も食べやすくなります。
野菜を食べない子であれば、調理法も変えてみましょう。トンカツを作るなら薄切りのお肉に野菜を巻いて、野菜巻きトンカツにすれば栄養バランスもよくなります。嫌いな野菜はいくら細かく刻んでも残してしまいますが、ソースにして形を無くすと食べてくれるようです。
身長の伸びとくらべて体重が増えているときは食べ過ぎの可能性もあるので、カロリー計算や低カロリーの物でかさ増しするのもオススメですね。
Photo by Bigstock