子どもの交通事故は本当に怖いものですが、3~6歳の小学校入学前は、まだ親御さんがしっかり気をつけてあげたい時期ですよね。
これはほとんどの親御さんが思うことであり、できれば一緒に行動したいと思うでしょうが、当の子どもはどんどん活発になり、幼稚園に通い始めると自分で好きなところへ行こうとしたり、上に兄姉がいる場合はついて行ったりしようとするものです。
親御さんとしてはハラハラしてしまいますから、できれば手元を離れてほしくない、しかし手をつなぐのを嫌がる、足が速くて追いつけない、ということもあるでしょう。
では3~6歳のお子さんの交通安全をどのように教育していけば良いのか。
1)とにかく話して聞かせる
まずは、日ごろからよく話すことが大切です。
幼稚園に入る頃の子供はまだ反抗期の場合もありますが、大人が何を話しているか理解しています。
ですから車がどれだけ危ないものか、信号の赤と青の区別、自転車に乗るときの注意点などをしっかり教えて挙げましょう。
色の名前の区別がまだつかない子どもでも、色のことは分かっていますので、根気よく教えてあげてください。
2)歩く時は歩道側に
一緒に歩くときは必ず歩道側を歩かせ、親は車道側を歩き、狭い道の場合は前後から来る車に注意しましょう。
3)DVDなどを利用する
DVDを見せるのも一つの方法で、自転車の正しい乗り方や横断歩道の渡り方など、親が言っても中々行動に移せないという場合は子どもの好きなキャラクターが説明してくれる交通安全のDVDを見せてあげても良いかもしれません。
小学校入学前の子どもの交通事故を防ぐためには、親御さんが子どもの目線に立って安全を考えてあげるようにしてくださいね。
Photo by Emran Kassim