0歳から2歳ぐらいまでは、ほとんど口も聞けず会話もできない状態の赤ちゃんと二人きりになることが多いママですが、パパはそこまで気が回りません。
もちろん、育児の大変さもあまり分かっていないので、ママの精神状態に関してもつい無頓着になりがちです。
ママは赤ちゃんが生まれると生活ががらりと変わるため、育児に加えて生活習慣の変化にも対応しなくてはいけません。
一方パパというのは、多少生活に変化はあるものの、基本的には仕事に行くスタイルは変わらないので、子育てに関して夫婦に温度差が出てしまうこともあります。
こういった状態が続くと、ママとしてはどんどん追い詰められてしまいますが、育児中ですから気晴らしもできないまま頑張り続けてしまい、結果的に精神的な疾患を患ってしまうこともあります。
そうなる前に、パパが少しでもメンタル面のケアをしてあげましょう。
「自分も仕事で疲れている」と思うかもしれませんが、子育ては24時間ずっと続くもの。会社の仕事のように始業時間と就業時間が決まっているものではありません。
オンオフのない生活は本当に疲れるものなので、ちょっとのことでも大きな安らぎやストレス発散になるのですから、きちんと協力してもらいたいですよね。
ケアと言っても特別なことではありません。
1)ママの愚痴を聞く、そして 2)優しくねぎらうというだけでもママはとても嬉しいものです。
「子育て中なんだから大変なのは当たり前」なんて自分を追い詰めず、しっかり愚痴を聞いて育児に頑張っていることを褒めてもらうことがママが一番求めていることと言えるでしょう。
Photo by Bradley Gordon