子どもがよくお弁当を残してくる、と悩んでいるママさんも多いと思います。
嫌いなものじゃないはずなのに、という場合のチェックポイントをご紹介しましょう。
1)キャラ弁・デコ弁
原因の1つは、意外かもしれませんが、キャラ弁やデコ弁です。
今やキャラクターを模したおにぎりやパン、星やハートなどでデコレーションしたおかずを入れるのは定番になっています。
ママの忙しさにもよりますが、楽しく食べてもらおうと頑張って作っている方も多いでしょう。
ただあまりにもキャラクターに懲りすぎて、見た目が美味しそうじゃなくなっていることもあるのです。
人間が食欲を感じるのは暖色系で、暗色系を見ると食欲が低下してしまうという研究データもあります。
キャラクターで使われる色でもっとも多いのは赤ですが、次いで青や灰色、紫などの暗色系もたくさん使われています。
もちろんこういった色を使う場合には、デコふりなどを利用するのでマズイということはないでしょう。
ですが、普通に考えて鮭フレークを青い色素で着色したものがご飯に混ざっていたら、それを見て美味しそうとは思わないでしょう。
子供でも見た瞬間は喜びますが、美味しそうだからもりもり食べようという気にならない子も少なくないと言われています。
ですので、キャラ弁を作っている場合は、本格的に作るのではなく、もともとの素材を活かして見た目を損ねないようにするといいかもしれません。
2)量が多い
もう一つ原因で考えられるのは、量が多すぎるということです。
子供のお昼ご飯というのは、食べるだけではなく、友達とコミュニケーションを取るための付属的な感覚でしかありません。
量が多過ぎると、自分だけお昼の時間が長くなってしまいますから、早く遊びたいために残してしまうこともあるので、残してきたら次の日は量を減らすなどの工夫をしてみるといいですね。
Photo by Haylee Sherwood