色々な食べ物が食べられるようになってくると、どの子も好き嫌いが出てきます。
野菜が嫌いな子もいれば、魚が嫌いな子もいたりと毎日の食事を工夫しているというママも多いのではないでしょうか。
できれば好き嫌いのない子供になって欲しいと思うのは、親なら誰しも願うことですが現実にはそうもいきません。
そして嫌いなものを食べようとしない我が子についついキツく叱ってしまったり、何か罰を与えてしまったりすることもあると思います。
偏食がないように栄養バランスを考えてと子供のことで一生懸命な思いが、思わぬところで逆効果になってしまうことも実は多いと思います。
本来なら食事は家族で楽しく食べるものです。
色々な会話をしながら楽しく食べる食事は、食もすすみますし、ちょっと苦手だなというものも何となく食べることができたりするものです。
好き嫌いを治そうという思いから叱ってばかりいると、子供は食べることが苦痛になってしまうのです。
そうすると、何を言おうとも嫌いなものは食べることができないし、好きだったものも食べたくなくなってしまうこともあります。
そして、本来なら食べる楽しみを感じて欲しい子どもに、苦痛を味あわせてしまうようになってしまいます。
そうならないためには、子どもにも自分と同じように食べ物には好き嫌いがあるものだということを認めてみてはどうでしょうか。
嫌いな食べ物だから食べなくていいというのではなく、嫌いならひと口だけ食べてくれれば良いという風にしてみてください。
最初は小さなひと口しか食べられないかもしれませんが、続けることで、ひと口だけだったものが大きくなっていくにつれ普通に食べられるようになると思います。
叱らず、逆に、ひと口でも食べることができたときに褒めてあげる方が、嫌いなものでも口にすることができるようになると思います。
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