ママの中によく出てくる言葉が「子どもの食が細くて大きくなるのか心配」という声です。
確かに個人差がありますからたくさん食べる子もいれば、たくさん食べられない子もいます。
よく食べる子は、体重もあって、がっしりしているように見えたりするものです。
ですが基本的に食べることができれば問題は内容で、むしろ食べないからもっと食べなさいというのは逆効果になります。
食べなさいと強要されると子どもは食べたくなくなりますし、食べることが嫌いになってしまいます。
そうならないためには、あとこれだけ頑張って食べてみようか、牛乳だけ飲んで終わろうかなど、無理のない範囲であと一口を食べさせることです。
どうして食べないの、ママが作ったご飯美味しくないの、と怒鳴ってしまうのは子どもに恐怖心を与えるだけです。
ほんのちょっとの頑張りを求めるだけでも子どもの気持ちは変わりますし、本当に食べられないのなら無理強いすることはありません。
しかし子どもは数時間も経つとすぐにお腹が減ったといってくるものですから、やっぱりご飯が足りていないのではと思うこともあります。
ですが胃の容量が小さければ消化にかかる時間も当然短くなるわけですから、すぐにお腹がすくのは仕方がないことです。
それなら1日3食ではなく、1日の食事の量は買えずに5食くらいに分けて食べさせてあげるのも1つの方法です。
おやつがそれに該当しますが、お菓子やジュース、ケーキなどではなく、お腹にたまるおにぎりやふかし芋などに替えてあげるだけでも違います。
工夫しながら食の細いお子さんに栄養を取らせる方法を考えてみてはいかがでしょうか。
Photo by U.S. Department of Agriculture