どんなに優しく諭しても、子供がなかなかお片付けをしてくれないと、ついイラっとして怒ってしまうこともあるでしょう。
ただ、怒鳴る前にはやっぱりひと呼吸置いて、でも優しくではなくきっぱりと注意することが大事です。
怒るというのはただ感情的になってしまっているので、子供は素直に聞き入れません。しかし、注意となればわりと素直に聞く耳を持つものです。
では、パパとママどっちの注意を聞くでしょうか?
一般的にはママが注意する方が効果的です。
なんとなく、ママの方が怖いからいう事を聞くのかなというイメージになるかもしれませんが、子供は怖いからいう事を聞くというわけではありません。
これは大人でも同じですが、注意をする立場の人が何もしていなければ、「自分だってしていないじゃないか」という気持ちになるので、いう事を聞く気にはなりませんよね。
逆にいつも自分が率先して掃除をしたりする人から注意されると、「あー悪かったな」と素直に聞くことができます。
一般的な家庭では、ママがお掃除をするものですから、子供は毎日その姿を見ています。
つまりママがお掃除やお片付けをしているからこそ、お片付けに関してママから注意をされた方が子供も素直に聞き入れることが出来るのです。
もしお掃除当番やお片付けをするのがパパというご家庭なら、もちろんパパが注意した方が効果があります。
「やらなくてはいけないこと」としてもらうには、怖い方が恐怖感でいう事を聞かすのではなく、パパやママという区別でもなく、やっている方が注意することが効果的ということを覚えておくといいですね。
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