子どもといろいろな遊びや経験をしたいという親御さんは多いですが、危険は避けたいと言う親御さんも多いでしょう。
確かに子どもに大きな怪我はしてほしくありませんし、生命に関わるようなことに巻き込みたくありません。
ですが中には子どもが興味を持って近づき、特に危険性はないのに、親がその経験を奪い去ってしまうこともあります。
たとえば料理でも、3~6歳の子どもにできることがありますが、自分がやったほうが早いとか、危ないからと言う理由でやらせていない親御さんは多いかもしれません。
料理の中でも、たまねぎの皮をむく、材料を冷蔵庫から取ってくるくらいなら3歳の子どもでもできますし、一緒にスーパーに言って目的のものを取ってきてもらうこともできます。
5歳くらいになればピーラーを使って野菜の皮をむいたり子供用の包丁を使って物を切ることはできます。
どうしても危ないと思うときは親御さんがサポートしてあげてください。
もちろん本当に危ないことは避けてあげて正解です。
しかし、子どもは経験を通して成長していきますし、その経験はいろいろなところに転がっています。
アウトドアで遊ぶこともありますし、キャンプで自炊したり星を見たり虫を取ったりするのもあります。
そうした遊びが経験となってまた別の遊びに変わって、経験となって積み重なっていくのです。
禁止したくなる気持ちをちょっと抑えて、子どもに経験から学ぶチャンスを与えてあげてくださいね。
Photo by Heather Katsoulis