この少子化時代、子どもが3人以上いる家庭は珍しいと思うかもしれませんが、実際に3人以上子どもを育てている家庭は多いようですね。
子どもが3人以上いれば、それぞれ性格も違いますし、育て方も違うと戸惑うことも楽しいこともあるでしょう。
もちろん最初の子どもと次の子どもではしつけ方も違いますし、長子にはお兄ちゃん、お姉ちゃんとしての自覚を促がさなければなりません。
では兄弟姉妹に囲まれる真ん中の子ども、いわゆる中間子はどのようにしつければ良いのでしょうか。
もっとも大事なのは、自分で考えさせることを身につけさせることでしょう。
中間子の特徴として、寝る、起きる、片付けるなど、物事の節目にきちんとできないということが言われています。
さらに言えば親の言うことを中々聞き入れない、聞いてもすぐに忘れることがあります。
人から指図を受けるよりも、自分で見たもの、感じたことについて考え、学び、どうすれば良いのか正しい道筋を見つけようとするのです。
ですから周りから注意を促がしたり、どんなことが良いことなのかを伝えていかなければいけません。
真ん中の子のしつけで大切なことは、子どもの行動を待つことです。
できないうちは親もいらだちますし、周囲の目が気になり、せかしてしまうこともあるでしょうが、やがて大人になるにつれて正しいマナーを身につけられるようになりますので、辛抱強く付き合ってみてください。
そうすることで、兄弟姉妹とも上手く付き合いながら、自分の位置を見つけることができるようになりますよ。
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