子供が2人以上いる場合、きょうだいでお片付けができるようになれば、パパやママもとても助かりますし、子供たちも楽しく作業ができると考えられます。
お片付けをする時には、きょうだい一緒の作業をする時間を設けて、遊んでいる時間とお片付けの時間を明確に区切ってあげることがひつつのポイントとなります。
もちろん、お片付けも遊びの延長上にあるものとして、ゲーム感覚で元にあった場所に戻していくという考え方でも構いません。
ただ、2人以上子供がいるという場合に気をつけたいこととしては、お片付けをうながしても、1人の子供はお片付けができるのに、もう1人はいつまでも遊んでいる場合の子供への接し方です。
パパやママはイライラしてしまう場面だと考えられますが、実はお片付けができる方の子供には、片付けられる環境が整っているのに、お片付けがなかなかできない方の子供にとっては、どうやって片付けたらよいのかがわからなかったり、片付けにくい環境になっていることもあるのです。
1人の子供がきちんとものを分けてお片付けできても、きょうだいは性格や発達の段階が違うため、もう1人は大雑把にものを分けるまでしかできないというケースがあるということも理解し、その子供がストレスを溜めずにお片付けができる環境を作りましょう。
その上でお片付けをうながせば、自分ができる範囲のお片付けを上手に行うことができるようになります。
Photo by Paul Schultz