出産という大仕事を終え、病院でゆったりするのは束の間です。
その後は、すぐに慣れない育児が始まります。
出産直後はまだ体調が回復していないので、妊娠中よりも体は辛い状態ですから、赤ちゃんに授乳するだけでも重労働になってしまいます。
また、ホルモンバランスも急激に変化していくため、自律神経が崩れて急に泣き出したり、不安になったり、いらいらするなど精神的に不安定にもなります。
そんな時こそパパの出番です。
1)産褥期はパパが家事全般を
産褥期はとにかく安静にして、出来る限り体を動かさないようにしなくてはいけないので、ママが赤ちゃんのお世話だけに集中できるようにしましょう。
仕事もあって大変かもしれませんが、この時期にママが無理をしてしまうと、体調を崩したり将来何らかの不調が起こることがあります。
してもらいたい事は家庭環境によって違いますが、もし夫婦だけで産褥期を過ごすのであれば、やっぱり家事全般は手伝ってもらいたいものです。
細かいことはできなくても、出来合いのものを買ったり、お片付けをしたり、お洗濯など出来ることはやってもらいましょう。
2)心のケア
そして、もう一つ大事なのが心のケアです。
出産直後は疲れきっていますが、それでもその日1日の出来事や授乳の時の赤ちゃんの様子などいろいろと話したいことがあります。
それを聞いてもらえることで心が落ち着いたり、育児への不安をなくすことが出来ますし、話を聞くという夫の態度が安心感に繋がります。
3)退院の時の付添い
また、出産は突然ですが、退院日はあらかじめ決まっているので、もし実家のお母さんが手伝いに来てくれているとしても、パパが来てくれる方が嬉しいものです。
退院は家族3人の新たなスタートですから、ぜひパパにも付き添ってもらいましょう。
Photo (c) Hebe Aguilera