子どもを叱るシーンにパパとママ、両親がそろっていたら役割分担について考えてみるといいでしょう。
実は子どもを叱るとき、ママとパパがそれぞれ役割を踏まえておくことで、より効果的な叱り方ができるようになります。
では一体、子どもを叱るときのママとパパの役割にはどんな違いがあるのでしょうか。
子供にとってパパの存在はブレーキのような役割を果たしてくれるものです。
昔は雷親父という言葉があったように、パパは威厳があり、怖いもの、と言うイメージがありました。
しかし現在は子供とふれあい、一緒に遊ぶイクメンとも呼ばれるパパが増え、子どもを叱るパパが減ってきてしまったのです。
親の背中を見て育つという言葉があるように、子供を叱るときパパは子どもがとった行動の良し悪しをきちんと教えてあげることが役割となります。
これは子供のしつけにもつながることで、子供が将来的にパパに叱られたことをきちんと身につけられているかどうかに関わってきます。
一方ママの役割ですが、子供はお腹の中にいるときからママとともに行動しています。
子どもを叱るときのママの役割と言うのは、叱っていても常に子供のそばにいる、決して一人ではないことを認識させるための安心できる存在であることです。
自分のために叱ってくれていると言うことを認識させてあげるのがママの役割だと考えるといいでしょう。
最近はママとパパの役割が逆転しているような家庭もありますが、実際にはアメとムチというように、パパがムチ、ママがアメの役割を果たしていると言えるでしょう。
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