トイレトレーニングをする時には、おしっこよりもうんちの方が少し時間がかかると言われています。
子供が一人で上手にうんちができるようになるまでには、おしっこよりも数ヶ月遅れるようになると考えておきましょう。
年齢も4~5歳で全体の84%、5~6歳でも93%で、100%には達していません。「うちの子だけ?」と焦らず取り組むことがポイントです。
もちろんパパやママは、子供のトイレトレーニングはおしっこもうんちも同時に行っていると思いますが、それでも差が出てしまう原因はどのようなことが考えられるのでしょうか?
子供がトイレでうんちをしようと思った場合、足が床につかないことがいきみにくいという問題を起こしていることが一番の問題だと考えられています。
おなかに力を入れていきむ動作を少しずつ教えてあげることも大切ですが、まず、足がつくように踏み台を用意したり、掴むものを用意することで体が安定するような環境を整えることが大切です。
また、少し前傾になる姿勢を取ると、いきみやすく、腸の向きからもうんちが出やすくなります。便座から落ちないように注意しながら、姿勢についても教えてあげましょう。
うんちのいきみの問題は、うんちの状態にも関係すると言われています。
子供の体調などによってうんちがあまりにも硬いと、痛みが起きてしまうので子供は痛いことを嫌がってうんちをしたくなくなることがあります。
このようなことが続いてしまうと便秘になってしまうこともあるため、食事内容に気をつけてあげましょう。
Photo by Paul Schultz