離乳食を開始すると、すぐになんでも食べてくれる子供となかなか離乳食を受けつけてくれない子供がいます。
このとき、受けつけない子供に無理に離乳食をすすめると、食べることが嫌いになるというケースも見られます。
うまく離乳食に変えていく方法はあるのでしょうか?
1)パパ・ママがゆったり接する
多くの子供はこのような場合でも母乳やミルクは飲んでくれるので、まず栄養失調になることはないため、パパやママは神経質になりすぎないようにゆったりとした気持ちで子供と接するようにしてみましょう。
イライラしてしまうと子供にも伝わってしまい、離乳食嫌いが進んでしまうこともあるかもしれません。
2)離乳食は「子供にとっても一大事」と理解
まず、0歳から2歳くらいまでの子供にとっては、それまで母乳やミルクを吸っていた動作から、離乳食を飲みこむという動作に切り替えるという大変なトレーニングになっていることを理解しましょう。
人間は口の中に急にものを押しこまれることを本能的に嫌い、恐いと感じることがあることから、スプーンを慎重に扱う必要も出てくると思われます。
3)味や色、大きさなどをいろいろ試そう
また、離乳食そのものの味や臭い、色が嫌いだという子供もいるので、0歳から2歳の年齢に合っているものの中でいろいろなものを試してみましょう。
たとえば、リンゴの果汁を飲むことはできるのに、リンゴを煮たものは食べられないというような子供もいます。
さらに、同じメニューでも、5mm角のものを3㎜角に刻んであげただけで食べられるようになるということもあります。
離乳食嫌いだからということではなく、子供には何かが原因で、引っかかりとなっていることがある場合がほとんどだと考えられます。
Photo by Leonid Mamchenkov