お風呂が嫌いだったり、苦手に感じる子供は珍しくありません。
6割の子供にはお風呂嫌いの傾向があるとも言われています。
3歳から6歳くらいになってくると、どうしてお風呂に入らなくてはならないのかという疑問を持つ子供が出てくると考えられています。
こうした疑問に対しては、まずは子供にお風呂に入る理由をわかりやすく説明してあげましょう。
説明する内容は1日の汚れや汗を洗い流す必要があることや、よく眠れるようになることなど、子供が理解できる範囲だけで構いません。
裸になってお湯に浸かることそのものが怖いと感じてしまう子供もいるため、対策としてできるだけ子供とパパ、ママの肌が触れ合うようにしておくという方法もあります。
また、子供は気温の変化に非常に敏感なので、部屋とお風呂場の温度の差をなくしてあげるという方法も対策として有効だと言われています。
そして、一緒にお風呂に入る時には、パパやママが一緒にお風呂を楽しむことが何よりも大切になると考えられるので、3歳くらいの子供の場合には、おもちゃを浴室内に持ち込むという対策を行ってみましょう。
6歳くらいの子供であれば、体の部位の名称をクイズにしてみたり、しりとりなどを行ってみるという対策も効果的です。
お風呂嫌いの子供がお風呂に入ることができた時には、途中で子供が泣いたりぐずったりしたとしても、しっかりと褒めてあげることも重要なポイントとなります。
お風呂上がりには親子でゆっくりとくつろぐ時間も作って、毎日お風呂に入る習慣を少しずつつけていきましょう。
Photo by Juhan Sonin