一人っ子のママは、どうしても二人三人子供を持つママからは、子育てが楽そうと思われてしまいます。
実際、子供が一人だけだと楽なことはあるでしょう。
子供のために費やす時間も少ないですし、経済的な負担もかなり軽いでしょう。
しかし一人っ子のママには、一人っ子ならではの悩みや苦悩があるのです。
どうしても一人っ子は、兄弟間で学べることが学べないのでどうしてもわがままになりがちです。
家のものは全部自分のもの、家庭のなかでは自分以外はみんな大人なので、いつも自分が最優先される環境で育ちます。
ですから、幼稚園などの集団生活が始まってから、お友達とのトラブルが多くなるかも知れません。
幼稚園でお友達と喧嘩した、幼稚園には行きたくない、というような悩みが出てくることもあるでしょう。
そうならないためにも、幼稚園に入る前から、同年代の子供達と関わることが出来る機会を増やすようにすることが大切になるでしょう。
また何でも独り占めしないよう、日常的におやつやおもちゃをママとはんぶんこするようにするといいでしょう。
また一人っ子のママは、常に子供とママの二人の状態が続くので、これが大きなストレスになることもあるのです。
その子だけに関わってあげる時間が多いのでこれが良い反面、親にとっても子供にとってもストレスとなることもあるのです。
その子の言動がいちいち気になってしまったり、子供も親の期待に答えようと頑張るようになったり。
また、兄弟がいれば、ママがいなくても兄弟同士でケンカをしながらでも遊んでくれるものの、一人っ子の場合には、常にママが相手をしなくてはいけなくなります。
子供もママもお互いストレスなくいい関係が保てるように、親子体験が出来るものに出かけてみたり、親子同士で付き合える友だちでお出かけする機会を増やすなどして、家にあまり長くこもらないようにしてみると良いですね。
Photo by Dan Zen