「泣いてばかりいても仕方ないわよ」と赤ちゃんをまるで一人前扱いをしてさとすのがフランス人ママたちです。
一見、フランスママは冷たいように思えるのですが、反対に日本ママが過保護過ぎるのでしょうか?
両者の考え方の違いは目からウロコです。
●国が違うとこんなに違う!驚きのフランスの育児ママを紹介!
フランスでは、赤ちゃんといえども一人前扱いをします。
例え赤ちゃんが泣いても「赤ちゃんが泣くのは仕方がないこと、母親である自分に責任はない」と割り切り、「泣いてばかりいても仕方ないわよ」とさとします。
日本ママのように飲みたいだけおっぱいをあげることもせず、おむつチェックと母乳をあげる時間は、時間ごとできっちりさせています。
必要なお世話をした後は、どんなに泣いてもあれこれかまう必要はないのです。
●ママの自信が出生率の高さにつながる
フランスママが凄いのは、自分が一番良い母親であると、誰もが思っていることです。
日本ママの中にこんな自信を持っている人はあまりいないのではないでしょうか。
一番良いママであると考えるママが多いフランスは、出産大国でもあります。
そんなに自信を持っているなら、さぞかし子どもに尽くしているのかと思えば、大間違いのようです。
先進国の中で母乳育児率が最も低いのがフランスで、産後3ヶ月までにはほとんどのママが、バストの形を気にしてミルク育児に切り替えているのです。
フランスでは、女性の育児と仕事の両立が出来やすいように育児支援体制が整っており、ママが育児に自信を持っています。
これは育児疲れで追い詰められた日本ママも見習いたい点がたくさんあるようです。
赤ちゃんが泣いてもビクビクすることはなく、簡単に抱っこはしないで、背中を軽く叩いたり、歌を歌ってあげるそうです。
小さな大人として扱われて育ったフランスの子どもたちは、極端な甘えん坊にならず、自己意識を強く持って成長することができるそうです。
Photo by Dean Wissing