おっぱいを飲んで寝て、を繰り返す新生児から、徐々に離乳食が始まり、はいはいやタッチなどが出来るようになる。
このように日々、急激に成長していくのが0歳から2歳くらいの子どもです。
可愛いばかりのこの時期の子どもですが、しつけはいつぐらいから、どうやって行っていけば良いのでしょうか。
この時期の子どものしつけのポイントや、やってはいけないことなどをご紹介しましょう。
まず、親として大切になるのは、ブレないことです。
赤ちゃんや小さな子どもを混乱させないように、親は常にブレない姿勢で、子どもに接していくことが大切です。
昨日と今日では言うことが違う、と言った姿勢では、いくら小さな子どもでも、混乱してしまい、しつけもうまくいきません。
ブレないためには、親として、子どもをどうしつけるのか、どう育って欲しいのか、と言ったことを明確にしておくことが必要です。
0歳児の赤ちゃんにはしつけは必要ないと思ってしまいますが、実は、しつけは0歳児から始めてください。
ただ、この時期のしつけは、一般的な意味の何かをさせるようにする、といったものではなくて、赤ちゃんとの毎日の生活のなかで信頼関係を築いて、しつけの土台作りをします。
規則正しい生活習慣を整えることや、抱っこや授乳中に、たくさん語りかけてあげ、褒めてあげることが、この時期のしつけになります。
この時期の親との信頼関係が十分に出来上がっていれば、1歳、2歳と成長していく中で、安定した情緒を育むことが出来ます。
1~3歳と成長してくれば、少しずつ危険を伝えたり、我慢を覚えさせるようにしましょう。
危険なことは「危ない!」としっかり伝えましょう。
お友達のおもちゃを取ってしまった時には「使いたかったんだね、でもこれはお友達が使ってるから返そうね」と言い、「後で貸してもらおうか」と正しい方法を示しながらながら、しつけていきましょう。
ブレない姿勢で、コツコツと言葉かけを繰り返すことで、子どもも次第に理解し、大人の見本をマネして、お友達とコミュニケーションがとれるようになっていきます。
子どもはわからないだろうと、親が汚い言葉を使ったり、いけないことをしていると、1~2歳過ぎには全てマネをするようになるので、気をつけましょう。
Photo by Kelly Sue DeConnick