妊娠中は、ホルモンバランスの変化で体調が崩れたり、つわりなどで苦しい時もあるでしょう。
また、生まれてくる赤ちゃんの健康も心配ですし、子育ても自分がきちんとやっていけるかという不安もあるでしょう。
いろんな不安で精神的に辛いことも多いかもしれませんが、妊娠していること、日々成長する赤ちゃんの変化に喜びを感じられるのも、妊娠中ならではなので楽しんでください。
無事に出産を終えると、今度は慣れない育児が始まります。
乳幼児の時期は、朝も夜も関係なく2時間おきの授乳やミルク作り、おむつ替え、沐浴が生活の中心となります。
主婦の多くは、赤ちゃんの世話に加えて、旦那さんの食事作り、掃除洗濯、もちろん自分の栄養管理もしっかりしなくちゃいけないという気持ちから、悪戦苦闘します。
眠いのに寝られない、寝ていても起きなくちゃいけない、自分の時間も取れないという日が続いて、疲労もどんどん溜まってしまいます。
近くに友達や頼れる親がいればいいのですが、乳幼児の時期は赤ちゃんの世話にかかりっきりになってしまって、孤独を感じたり、不安になることもあるでしょう。
どうか一人で頑張ってやりきろうと背負いすぎずに、作業はできるだけ周囲の誰にでも任せてお願いするようにしましょう。
ですが、大変なことが多い反面、幸せなこともたくさんあります。
出産をすれば体調ももとに戻ってくるので、体の内面はずいぶん楽になります。
乳幼児の間は、泣き声も小さいですし、泣く理由も空腹かおむつか眠いかのどれかなので、比較的ゆったりと子育てができるとも考えられます。
何より、生まれてくれた小さな命を、目の前で見て抱くことが出来るのです。
一息ついて、赤ちゃんも眠っている穏やかな時間は、出産の喜びをじっくり味わえるので、妊娠中は考えすぎず、赤ちゃんとの幸せな時間を過ごしてください。
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