外出先で物を壊したり、暴れて手がつけられなくなるお子さんを抱えているママさんもいらっしゃると思います。
暴れている最中の子どもには何が起こっているのでしょうか?
外出先や自宅でも、物を衝動的に壊す子どもは心に日ごろから大きな不満を持っていることが多いと言われています。
ただ、物を壊したから怒るという対処療法ではなく、日ごろの子どもの言葉や行動から内面を知ってあげる必要があります。
子どもの場合、心の欲求はそのまま行動に現れるものです。
腹が立っている、不安でしょうがないなど、子どもの抱える内面の葛藤が物を壊すという行動を引き起こしているのかもしれません。
そして、子どもからすれば、それは心のバランスをとるために心の防衛本能が無意識で行っている行動なので、どうして怒られなければならないのか、注意されなければならないのか分かっていないことも多いようです。
ですから、ママは、お子さんに「どうして物を壊すの?」「何か嫌なことあったの?」など優しくきいてあげましょう。
些細なことでも、日ごろから子どもとの会話やスキンシップを丁寧に行うことで、子どもの心の不満も大きくなる前に解消されます。
子どもの心は私たち大人に比べて、ストレスがたまりやすく、発散方法も知りません。
なので大きな気持ちで子どもの心と向き合ってみることが親である私たちには求められています。
Photo by Steven Depolo