2~3歳を過ぎる頃には、自発的なお片付けをしてもらいたいと考えているママやパパも多いと思われますが、そのためにはまず家庭環境をお片付けしやすい状態にすることが大切です。
子どもはお片付けをしてほしいと伝えても、どこにどのようにお片付けをしたらよいのかがわかっていないという場合がほとんどなのです。
そのため、もともとおもちゃや本を置いておくエリアを作ったり、見える収納をすることで子どもがお片付けをしやすい家庭環境にすることがひとつのポイントになると考えられます。
収納に関しては、おもちゃを種類ごとにわけることも考え、ぬいぐるみ、ブロック、本などはあらかじめわけておき、子どもにもお片付けの時には分類してもらうようにしてみてください。
家庭環境というものは、もちろん収納などのお片付け方法だけを指すものではないので、ママやパパが子どもと一緒にお片付けをすることについても考えることを大切にしましょう。
子どもは意外なところに愛着を持っていることもあり、積み上げたブロックをその日は崩せないことや、遅く帰ってくるパパに絵を見せたいというような理由があって片付けられないこともあるので、子どもの都合も考えてあげる必要があります。
自発的なお片付けができるようになるまでには、ママやパパのサポートはどうしても必要となりますが「片付けなさい」と言って押しつけてしまうのではなく、一緒にお片付けをするという家庭環境づくりをすることを心がけてみましょう。
Photo by Clarkston SCAMP