子どもが何か悪さをした時に、ついつい怒ってしまい、あとで言いすぎてしまった、と反省するママも多いのではないでしょうか。
しつけ方、叱り方というのは、どんな親でもなかなか思うようにいかず、悩んでしまうものです。
しつけの仕方や考え方もいろいろありますが、アメリカ流のしつけ方「タイムアウト」をご存知でしょうか。
これは、実際に子どもが悪さをした時に、まずはその場から引き離して、静かなところに連れて行き、1人で放置して反省させる時間をもたせ、頭が冷えた頃に親が子どもに言い聞かせる、というしつけ方です。
この「タイムアウト」のしつけ方は、アメリカの家庭では良く見られるもので、これなら子どもだけでなく、カッっとなってしまう親の頭も冷やすことができそうですね。
そもそもこの「タイムアウト」は、バスケなどのスポーツ試合のタイムアウトからきているものです。
試合をいったん中断して、試合の間で必要な作戦会議などをする時間です。
日本では、スーパーなどで子どもを怒鳴り散らす親の姿をたまに見かけるものですが、アメリカではほとんど目にしません。
もしも、公共の場所で子どもが大騒ぎなどをしていた場合、アメリカのママは子どもの耳元で何かを言ってどこかに連れて行きます。
これは、「タイムアウト」をしているもので、親とふたりきりなれる場所に連れて行っているのです。
自宅であれば、タイムアウトをする場所を決めておき、タイムアウト用の椅子を設置しておき、そこで子ども1人にさせているようです。
タイムアウトの時間は、年齢プラス1分が目安で、1歳ならプラス1分で2分、2歳なら3分がタイムアウトの時間です。
クールダウンの時間を設けることで、子どもも親も落ち着いて対処することが出来ます。
子どものしつけ、叱り方でお悩みの方は、試してみてはいかがでしょう。
Photo by David Slack