子供がお話できるようになると嬉しいものですし、カタコトでしゃべる言葉はとても可愛いものです。
保育園や幼稚園に行くようになると、さらにボキャブラリーも増えていって、子供の間で流行る言葉も出てきます。
そんな言葉の中で、いつの世代でも男の子が大喜びするのが「ちんちん」です。
なぜか男の子は「ちんちん」と言ってはしゃいだり、大笑いしたりするのですが、これは性の目覚めの第一歩と言えます。
幼児期には性別を意識することはありませんが、成長とともに、女の人にはおっぱいがあるということや、ちんちんがないということを意識し始めます。
もちろんこの段階での性の目覚めはイヤラシイものではなく、単に体の構造が違うことに対しての目覚めです。
その中でも特に象徴的なのが、「おっぱい」と「ちんちん」なのですね。
ただ、「おっぱい」や「ちんちん」というのは、大人にとっては秘め事であり、出してはいけないもの、出すと恥ずかしいものです。
子供にはこういった認識はありませんが、周りの雰囲気からなんとなく感じ取ります。
ですが、子供は無邪気ですから、恥ずかしいみっともないということを楽しみます。
ですので小さいうちはそれをあえて口に出すことで、大人が慌てて「やめなさい」というのを笑いにしてしまうのです。
ママからすると「馬鹿な口癖」と思ってしまいますが、成長していけば「ちんちん」と言って喜ぶのも収まります。
言葉がある程度分かるようだったら、「やめなさい」と否定するのではなく、「とても大事な部分なんだよ」ということを教えてあげるといいですね。
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