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子どもを叩くくらいなら、会社はやめよう。決意した働くママの体験

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子供が生まれるまでは、バリバリと働いていた女性も、産休・育休中には、育児だけに専念することが出来ます。
しかし、育児休暇も終わり職場復帰をした途端、あまりの激務と家庭の両立が難しくなるケースがたくさんあります。
ここでは、夫の単身赴任により、仕事と家庭の両立が難しくなり、大企業を退職してフリーランスに転向した女性の例を紹介しましょう。

・子どもを叩いてしまい退職を決意した働くママの体験談!

広告会社の営業部門で働いていた東京に暮らすKさんは、20人のメンバーをマネジメントし深夜残業も当たり前だったと言います。
妊娠発覚でマタハラを受けたこともあるKさんでしたが、産休に入るタイミングで、これまでは緊急度と重要度のある事ばかり最優先させていたことに気づきます。
そしてこれからの1年は、緊急でもない重要でもないことをやればいいんだと気が付いたのだそうです。
Kさんは、健康的な食生活を送ることと、子育てに不安があったために、子供とのかかわり方について学べる保育関連の資格を取得すること、そして、復職後に活かせるとキャリアカウンセラーの資格を取得することを目標にしました。
産後4か月から保育関連の講座に通い始めて、子供が5か月の時に資格を取得、さらに、子供が1歳の時にはキャリアカウンセラーの講座にも通い、資格を取得しました。

・バリバリでもゆるゆるでもないちょうどいい加減が!

子供が1歳2月のときに保育園に入ることができ、仕事復帰をしたKさんは、育児と仕事を両方とも完璧にこなそうと頑張ります。
平日の朝と夜はきちんと手作りをして、土日のどちらかでカレーや常備菜を作りました。
そんな中、Kさんの夫の単身赴任が決まり、それまで以上にKさんの負担が大きくなります。
保育園の送りや食器洗いなど家事・育児を半分ずつしてくれていた夫がいなくなったKさんは、それまで以上にバタバタした日々となります。
そんなある日、牛乳をラグにこぼした2歳の娘に、Kさんは手をあげてしまいます。
大泣きする我が子を抱っこしながらも、ラグの心配をする自分に気づき、このままではダメだと感じます。
Kさんは退職を決意し、フリーランスで働くことを決意します。
大企業に勤めていたKさんは、高い給料や安定性を手放すことになりましたが、それよりも家族と向き合う時間を選らんだのです。
いきなり「仕事をやめる」よりもKさんのように「職場や働き方を変える」という手段があります。
今までやったことのある仕事や経験をいかす仕事で、働き方を変えてみるという選択肢もあります。
時間的にも精神的にも余裕が出来たKさんは、娘をぎゅっとする時間が増えてきたと語っています。

Photo by FaceMePLS

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