家事で忙しくしている時に、赤ちゃんがぐずってしまうと、ママはとてもイライラしてしまうものです。
朝の忙しい時間や、料理をしている時には、どうしてもテレビを見せてしまっている、というママも多いのではないでしょうか。
特に小さな子どもには、テレビはあまり見せたくない、というママやパパが多いですが、実際には、忙しい時にテレビ番組を見て、赤ちゃんがすんなりとおとなしくなれば、どうしてもテレビに頼ってしまいたくなるものです。
BGMのようにテレビをつけっぱなしにして、0歳児から見せているという家庭も多いかと思うのですが、大丈夫なのでしょか。
考えられる悪影響について、ここで説明していきましょう。
幼児期からの過剰なテレビの視聴は、やはり悪影響が懸念されています。
全体的に発達が遅いわけではないのに、言語やコミュニケーション発達に遅れがみられる場合、テレビの過剰な視聴などの、家庭環境が原因となるケースもあるようです。
テレビが悪いというより、テレビを見てる時間が長く、ママが赤ちゃんに話しかける時間が少なくなってしまうことがいけないようです。
テレビにおもりをしてもらうのは、ママとしてはとてもラクなことですが、このような育児は、親と子どものコミュニケーションの時間を減少させてしまい、言語、感性の発達に悪影響が出てしまう可能性が考えられるのです。
といっても、0歳の赤ちゃんは集中力がないので、決して長時間、テレビだけを視聴し続けることはありません。そのため視力が落ちることも心配はありません。
ただ、区別なくだらだらと流れる映像や音声は、他の遊びに集中するのを邪魔してしまいますし、ママも子どもへの対応が手抜きになりがち。
乳幼児期の間だけでも、テレビのつけっぱなしは止めて、意識的にテレビを見ない時間を作り、ママとのスキンシップの時間を持つようにしましょう。
Photo by Lars Plougmann