パパとママでは実家に帰った時の気持ちや行動が違ってきます。
例えばパパの実家に孫の顔を見せに行く場合、パパは自分の家ですから特に気も使わず、自分の両親はおじいちゃんとおばあちゃんとして孫をかわいがってくれるでしょう。
しかしママはお客様気分ではいられませんし、何かと気を使います。
一方でママの実家に孫を連れて行く場合、もちろんママの両親もおじいちゃんとおばあちゃんになるわけですから、孫をとても可愛がってくれます。
ママも自分の実家に戻ればいつもは何もかも自分でやっていた事を、両親が助けてくれるので少し気持ちも楽になります。
パパはお客様気分でいられますが、やることがなくて、手持ちぶさたになり、義両親との会話に気疲れしてしまうこともあるかもしれません。
そんなパパの様子が見て取れるなら、何もかもママの親任せではなく、パパも参加してもらいましょう。
例えば食事の支度はママが手伝うようにして、食べ終わった後の片付けはパパに任せてみるのです。
食べた食器をキッチンに運ぶだけでもいいので、何か一つ分担すればママも変に気を使わずに済みますし、パパもママの実家で居心地の悪い思いをせずに済みます。
ただしママの実家の考え方などもあるので、パパは完全にお客様でいいと言うなら無理にパパに何かをしてもらわなくてもいいでしょう。
ママの両親とパパがとてもうまくいっていて、会うのを楽しみにしているなら、おしゃべりできる時間を大切にしてあげましょう。
ちょっとした事ですが何かひとつの事をするだけでも、気持ちや雰囲気が変わります。
お互い自分の実家は居心地の良いものですが、相手の実家になるとどうしても気を使ってしまいます。
ママも自分の実家にパパが気を遣う事を理解して、パパが心地よく過ごせるよう、さりげなく仕事を割り振ってあげるのは、意外に助け舟になって、いい方法なのです。
Photo by Ryan Dickey