毎年9月1日は『防災の日』スーパーやホームセンターなどで防災グッズの売り場ができて、久々に防災対策の大切さを思い出したりします。
赤ちゃんがいる家庭は、去年と家族構成が変わっていたりするので、年に一度ではなく、日頃からこまめに防災対策を見直しておく必要があります。
東日本大震災などで、赤ちゃん連れの生活が大変だったことが報じられたりしましたが、準備一つで困難も変わってくるでしょう。
●避難場所を下見しておく
避難所や給水所はどこにあるのか確認しておきましょう。
そして、地図を見ながら実際に行ってみます。夫婦でお散歩がてら、避難所に指定されている場所まで直接歩いて行き、道や入口を確認、下見をしておきましょう。当日パニックにならずに済みます。
災害は自宅にいる時だけとは限りませんので、自宅にいる時、よくいく買い物先、パパママの実家など、いろんなシチュエーションで最寄の避難所を確認しておくと安心です。
●帰宅や連絡の方法を決めておく
携帯がつながらなくなった場合に備え、伝言ダイヤル「171」で予行練習をしておきましょう。
夫婦や実家の親とも確認しておくと安心です。
お仕事をしている人は、勤務先からの帰宅手段や、万一自分が帰れなくなった場合の保育園の送り迎えなど考えておき、頼る人がいない場合、近所のママとも連携しておくと安心です。
●水をストック
水をペットボトルなどで買い、ストックしながら消費する方法がおすすめ。
飲み水は、4人家族で1日12リットルが必要と言われています。
レトルトや缶詰なども適度に利用しておくと、いざという時に役立ちます。
●薬や母子手帳、おもちゃをまとめて保管
アトピーやおむつかぶれなどの薬、よく飲む薬など、避難用品に入れておくか、いざという時サッと持ち出せるよう、できれば玄関近く1箇所にまとめておくとよいでしょう。
母子手帳も一緒にしておきましょう。震災では母子手帳がなくなり、病歴や予防接種の情報がなくなってしまったケースも多かったようです。
また、避難先で子どもが不安を感じてぐずるため、大好きなおもちゃがあると心を落ちつけられると言われています。
●衛生用品をセットしておく
子どもがいると避難先での衛生にも配慮が必要です。
避難セットに、マスク、ティッシュ、ウェットティッシュやおしりふき、ビニール袋、綿棒、軍手、毛布やバスタオル、などをそろえておきましょう。
Photo by Cliff